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コンバース『CT70』の紹介です。
『CT70』とは、1960~1970年に作られたチャックテイラーを復刻したモデルシリーズです。
CTはChuck Taylor(チャックテイラー)の頭文字から取っています。
オールスターは元々バスケットボールシューズとして登場していて、
チャックテイラーと言うバスケット選手がオールスターを試合時に着用、商品改良に貢献したことから、
「チャックテイラー / Chuck Taylor」として名前が付けられました。
このスニーカーがなぜ人気なのかを説明するにあたって、
若干複雑な背景があります。
本家コンバースですが2001年に倒産してしまいます。
その時にアメリカでは、
一方日本では、
総販売代理店伊藤忠商事が買収しコンバースJAPANを設立します。
全くの別会社なので、それぞれの作っている「コンバース」も別物です。
更に言うと、
コンバースUSAの商品は、
基本的に日本に輸入 販売することが禁止されています。
コンバースJAPANが日本への輸入、販売を禁止してしまっているので、
日本の靴屋さんに置いてあることはないです。
『CT70』に人気が集まる理由
1つが上記で紹介した
「事実上、海外モデル」と言う希少性
2つ目がビンテージを復刻したディティールと絶妙なシルエット
最後に最も重要なことが履き心地が素晴らしく良いことです。
コンバースJAPANだけでなくほかのブランドのスニーカーと比べても履き心地が素晴らしい。
履き心地の秘密はインソールにあります。
■インソール
2018年のモデルからインソールが取り外しできるようになっています。
インソールの写真がこちら
写真
写真では分かりずらいですが非常に弾力のあるインソールです。
さらに真ん中あたりからかかとにかけて、
もう一枚インソールを張り合わせてあります。
そして外した後のスニーカー本体には水色のソールが縫い付けられています。
これも押してみると弾力があり柔らかいグリップのような感触です。
この構造が最高の履き心地を体現してくれています。
インソールの表面はザラザラとしているので靴の中で足が滑ることがほとんどないと思います。
更にラバーはコンバースJAPANと比べると約4mmほど高いことが分かります。
僕も実際に毎日履いていますが、疲れにくく何と言っても歩きやすいです。
かっこいいだけではなくスニーカーの本質を見据えた逸品だと思います。
見た目のかっこよさだけではなくスニーカー自体の性能やポテンシャルがかなり高い事が分かります。
■ヒールパッチ
通称三ツ星と呼ばれるビンテージを復刻したヒールパッチ。
■キャンバス・シュータン
表のキャンバス生地は14oz
一般的なデニムと同じぐらいの厚さがあります。
ライニングのキャンバスも目が詰まっていて絶妙なホールド感があると僕は感じました。
紐を結んでしまうとわかりませんが、
シュータン(ベロ)も形が異なり、現行オールスターが四角いのに対し、
CT70は丸くラウンドカットされています。
また、裏にはサイズ表記とプレイヤーズネーム(右足のみ)があります。
■ラバー(ゴム)素材
現行物は真っ白に対し、CT70は光沢があり全体的に生成りっぽい感じにまとまっています。
アウトソールも素材が違うのでツヤがあり、
現行オールスターと比べたのですが地面の食いつきや滑りにくさが違うなと僕は感じました。
■アンクルパッチ
アンクルパッチは2018年からシープスキンに刻印したモノトーンのものになっています。
1年おきにマイナーチェンジしているのもより良い物を作りたいという想いが伝わてきます。
■偽物について
偽物も多く出回っているのが現状であります。
スーパーコピーがありプロでも見定めるのに難儀しています。
本物を買うには信頼のおけるお店や人から買うのが一番良い方法だと思います。
takanohausuで扱っている商品は全て正規代理店から正規のルートで購入したものになります。
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